【S8最終188位/2038pt】即勝ち即負け対面構築
【構築】
【構築経緯】
ツツミに強く,ハバカミサフゴを返り討ちにできる突撃チョッキコノヨザルから構築を組み始めた。はじめに「コノヨザル + HSゴツメサンダー or HBハッサム@1スイーパー」のサイクル構築を組んでみた。シーズン序盤(~25日くらい)までは割と勝てていたが,ある程度環境が固まってからはコノヨサンダー・コノヨハッサム程度の中途半端なサイクルパーツでは押し切られてしまって負ける展開が多かった。
それでも初手コノヨザルの対面性能は非常に高いことには気づけたので,「コノヨザル+エナジーハバタクカミ+襷パオジアン」という単体性能・テラス誘発性能の高い3匹の選出を試したところ,流行りのカイリューサフゴに対して高い勝率を出せるようになったため,これを軸とした。
残りの3体は,オオニューラ対策かつ対面性能も高い隠密ガブリアス,ハバタクカミ対策のディンルー,選出誘導枠のヘイラッシャを入れて一旦完成とした。
【個体解説】
コノヨザル@とつげきチョッキ
215(236)-160(84+)-101(4)-×-111(4)-133(180)
調整意図
H - H252カバルドンの実数値
A - あまり
S - 準速カイリュー抜き
S4最終46位の方の構築記事を参考にした。初手に投げて有利対面なら殴り,不利対面ならいのちがけで1対1交換をする。水ウーラオスと対面したときは相手視点憤怒の威力上昇を考えると水流連打は打たれない(場合が多い)ため,いのちがけを押すと倒せる。
炎テラスにすることでヒードランやドラパルトの鬼火を防いだりミミッキュやハバカミに強く出れる。
特性はあくび胞子対策でやる気にしていたが,負けん気の方が強い場面も多かった。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
151(164)-×-103(220)-169(108)-156(4)-172(12+)
調整意図
HB - 204カイリューの飛行テラバ耐え
C - できるだけ高く
S6最終20位の方の構築記事を参考にした。HBに厚いので多くのポケモンを起点にできる。基本的にはテラスを切らないが,フェアリーテラス時のドレインキッスの威力は120とシャドーボールと同じであることは覚えておいた方がいい。
パオジアン@きあいのタスキ
155-172(252)-100-×-86(4)-205(252+)
普通の襷パオジアン。剣の舞を通せば最強ポケモンになる。技構成的にウーラオスに弱いため,先にハバタクカミでテラスを切らせておく必要がある。
ガブリアス@おんみつマント
183-182(252)-116(4)-×-105-169(252+)
隠密炎テラスガブリアス。オオニューラやパオジアンに非常に有利なポケモン。ステルスロックは剣の舞と選択。ドラゴンクローも諸説。げきりんドラテがんせきふうじなど欲しい技はたくさんある。
ディンルー@オボンのみ
262(252)-136(44)-159(+)-×-127(212)-65
調整意図
A - B4パオジアンをテラス時93.7%の乱数1発
基本的にテラスを切ってミミッキュやハバタクカミを倒したり流したりする枠。フェアリーが2体以上出てきそうなときは積極的に選出した。
ヘイラッシャ@たべのこし
257(252)-120-183(252+)-×-85-56(4)
ほぼ見せポケ。ロトムとか誘ってハバカミの起点にしたいなー,くらいの気持ち。この枠はハッサムやヘイラッシャに強い枠として水ロトムやサンダーを試してみたが形にならなかった。多分もっといいポケモンがいると思う。
【結果】
TNベルノライト
最高最終188位 2038.900pt
(TNスカーレオ 最高1983pt 最終1833pt)
質問がある方,レンタルパが欲しい方はXのDMまでお願いします。@sealeo_1
S4最終338位/2025_記録
記事を書くモチベはないので記録だけ
【構築】
【個体解説】
キラフロル@きあいのタスキ
159(4)-×(-)-110-182(252)-101-151(252+)
調整意図
S - 同族意識で最速
テツノドクガ@ブーストエナジー
157(12)-×(-)-86(44)-192(252)-131(4)-170(196+)
調整意図
H - 身代わりのHPを39に調整
B - テラスタル時,身代わりが
キョジのしおづけ15/16耐え
ドオーのじしん確定耐え
S - ガブリアス抜き
ヘイラッシャ@たべのこし
257(252)-120-183(252+)-×(-)-85-56(4)
テツノカイナ@とつげきチョッキ
229-211(252+)-129(4)-×(-)-120(252)-70
ミミッキュ@いのちのたま
131(4)-156(252+)-100-×(-)-125-148(252)
調整意図
A - 火力重視で特化
カイリュー@こだわりハチマキ
167(4)-186(252)-115-×(-)-120-145(252+)
調整意図
S - 最速
【結果】
最終↓
最高↓
【S3最高レート2141】ドクガミラッシャ【最終2023/638位】
【使用構築】
【構築経緯】
「ステルスロック+テツノドクガ」の破壊力に着目し,構築を組み始めた。
ステロ枠としてはS操作ができ,セグレイブやカイリューに刺さる高火力岩技が打てて,相手のステロ除去ができる上に毒菱までできるキラフロルを採用した。
ステロと相性が良く,セグレイブに安定して勝てるヘイラッシャを採用し,ここまでで大抵のセグラッシャに勝てるようになった。
ハバタクカミ枠として,スカーフハバタクカミを採用。Bにそこそこ振っているのである程度サイクルすることができ,一貫をつくる立ち回りがしやすい。
あとの2匹は対面性能の高い珠ミミッキュと鉢巻カイリューを採用して完成。
【個体解説】
キラフロル@きあいのタスキ
159(4)-×(-)-110-182(252)-101-151(252+)
調整意図
S - 同族意識で最速
ほとんどの試合で初手に投げていた。高速スピン持ち以外のすべてのポケモンに対して何かしら仕事をしてくれる。
技構成について,
・ステロ枠なのでステロ
・ステロ除去兼正面のポケモンを毒にできるキラースピン
・S操作技であるマッドショット
・セグレイブ,カイリュー,テツノツツミに刺さる一致高火力技であるパワージェム
の4つで完結している。次点の候補としてはマジカルシャイン。
テラスタイプは初手でキノガッサと対面したとき用に草にしている。ポイヒはきつい。
テツノドクガ@ブーストエナジー
157(12)-×(-)-86(44)-192(252)-131(4)-170(196+)
調整意図
H - 身代わりのHPを39に調整
B - テラスタル時,身代わりが
キョジのしおづけ15/16耐え
ドオーのじしん確定耐え
S - ガブリアス抜き
構築の軸。低火力ポケモンを起点に身代わりを残してアドバンテージをとる動きが非常に強い。キョジオーンを起点にしてイージーウィンを稼ぎまくった。ブーストエナジーを持ったテツノドクガはニトロチャージ持ちのフルアタ型が多い印象があるが,みがわりを入れることで不意打ち択の回避ができたり汎用性が上がる。また単純に毒菱との相性も良い。
テラスタイプについては草と水のどちらも強い。草ならHBヘイラッシャを一撃で倒せるが,炎タイプへの打点がない(ヘドロウェーブ不採用の場合)。水ならミラーや炎タイプに強くなる一方ヘイラッシャ絡みでグダる。
ヘイラッシャ@たべのこし
257(252)-120-183(252+)-×(-)-85-56(4)
セグレイブや,有象無象に強い枠。毒菱とあくびの相性が悪いと見せかけて,浮いているポケモンにはあくびステロができるし毒はまもるでダメージを稼げるし実は相性が良かったりする。
地面テラスにすることで電気タイプの技のダメージが2倍どころか無効になる。電気テラスセグレイブを体力を残して突破したり,安易にボルトチェンジを押してくるジバコイルを地震で狩ったり強い場面が多かった。別に地割れにしてもいいとは思うが,私は地震のほうが好き。
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
131(4)-×(-)-89(108)-187(252)-156(4)-190(140+)
調整意図
S - 最速トドロクツキ抜き
B - あまり
同速回避と,一貫を作った後のスイープ性能を上げるためにスカーフで採用。当たり前だがブーストエナジーと違い,Sが上がっていることがバレていないのが強い。たたりめは毒菱とのロマンコンボのために入れていたが,何かしらのテラバーストの方が強かったかもしれない。ほろびのうたはクエスパトラ対策のため必須。
ミミッキュ@いのちのたま
131(4)-156(252+)-100-×(-)-125-148(252)
調整意図
A - 火力重視で特化
相手のハバタクカミに強い。それだけで価値があった。
カイリュー@こだわりハチマキ
167(4)-204(252+)-115-×(-)-120-132(252)
調整意図
S - 同族意識で準速
レギュレーションBのカイリューは,Aと違って,鉢巻カイリューや身代わりドラテ型のような1つの役割に特化した型しか生き残れないと思っていた。キラフロルと相性がいい身代わりドラテが正解だったかもしれないが,S3は鉢巻で採用した。下手な耐久調整はせず,殴り合いで1匹以上持っていくことができればOK程度の雑な使い方だったが,出せる試合は大活躍だった。
【選出】
・キラフロル+テツノドクガ+ヘイラッシャ
vsセグカミラッシャ
・キラフロル+テツノドクガ@1
ステロ展開選出。ドクガが通せそうなときに。
【結果】
最高レート 2141.391 (最終日 3:53時点)
最終レート 2023.886 ー 638位
【あとがき】
S3はもう少しで最終2桁でしたが,あと2勝が遠かったです。S4では同じ軸を使ってリベンジしてやるぞ,と思っていたので記事は公開しないつもりでしたが,Switchが突然ぶっ壊れてしまいランクマどころじゃなくなったので公開しました。現在は修理に出していますが,セーブデータが復旧しなかった場合テラピースや育成固体がゼロからのスタートになるのでその時は助けてください....
追記
セーブデータ無事でした。S4も潜ります。
【最終561位/2162pt】ドドゲザンをカモりたい【SVシングルS1】
【はじめに】
こんにちは。トドグラーです。閲覧ありがとうございます!
【構築一覧】
今のところレンタルあります。
【構築経緯】
シーズン中盤までいろんなポケモンを使ってみたが,何を使っていてもドドゲザンとセグレイブがきつくて本当に嫌だった。本当に嫌だった。
この2匹をメタりつつ,汎用性のある強いポケモンを見つける旅が始まった。その結果,ドドゲザン対策の闘ミミッキュ・身代わり悪だくみきあいだまサーフゴー,そしてセグレイブ対策のヒートロトム,鋼サザンドラが見つかった。この4体は補完もよく,使い心地がよかった。
ここまでウルガモスが重いのでガブリアスを採用。ラム炎テラス型と迷ったが,環境に左右されず強い型である一致テラス鉢巻で使用した。
最後の枠は最終日前日になんかみんな使ってた飛行カイリューを入れて最終日の構築が完成した。
【個体解説】
ようき 131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
AS珠ミミッキュ。普通の珠ミミッキュは3回くらい行動するだけでドドゲザンの不意打ち圏内まで削れてしまうが,格闘テラスにすることで不意打ちを耐えつつ体力回復までできる。わるだくみサザンの悪波を急に耐えられるようになるのも偉かった。ゴーストテラスと違い超火力は出ないが,このポケモンに求める役割は安定した削りと悪タイプの破壊であり十分活躍した。
ずぶとい 193(244)-×-159(236+)-153-111-108(28)
調整意図
H_16n+1
B_できるだけ高く
S_4振りロトム抜き
HBサーフゴー。キョジオーン・渦カイリュー・じわれヘイラッシャ・ドドゲザンの不意打ち対策の身代わりから相手を崩していく。カイリューが呼ぶポケモンに強く,選出して腐ることがほとんどなかった。きあいだまは外しても割とリカバリーがきく場面が多く,8世代の素暴風サンダーを彷彿させる。もちろん絶対に外せないタイミングもあるが,最終日は当ててくれた。
ずぶとい 157(252)-×-174(252+)-125-127-107(4)
セグレイブ対策。ドラゴン技を持っていないセグレイブからはヒトムへの打点がなく,一方的に悪だくみを積んでいくことができる。チョッキセグレイブでもC+6オバヒで倒せる。きょけんとつげき持ちの場合はかみ合いになるがテラ妖で2発目を無効にできる。テラスタル前と後で耐性が大きく変わるため,立ち回りに注意が必要ではあるが,ポテンシャルがとても高いポケモンだった。
おくびょう 167-×-110-177(252)-111(4)-165(252+)
ふつうのメガネサザンドラ。セグレイブ対策,てんねん組の崩しを主な役割とするが,単純に数値が高いので雑に使っても強かった。
ようき 183-182(252)-116(4)-×-105-169(252+)
鉢巻ガブリアス。地面テラス鉢巻じしんはH252マリルリを93.7%で乱数1発となるほどの火力が出る。苦手なポケモンが浮いている鋼フェアリーだけであり,有象無象に対して強かった。
わんぱく 197(244)-155(4)-140(100+)-×-121(4)-120(156)
調整意図
HB_できるだけ高く
S_1舞でゲンガー抜き
相手に使われて強かったカイリューをパクった。テラスタル前提の型なので,選出するときは基本的にこのポケモンにテラスタルを切りたいが,実はアンコール羽休めゴツメだけでも強い。カイリューよりサーフゴーにテラスタルを切った方が強い展開も全然あるのでできるだけテラスタルは慎重に。
【結果】
TN ひたむき 最終561位 177勝127敗
レート2162
【あとがき】
毎日のように環境が変わり,自分の構築も毎日変えていった1か月でした。結果は大満足,とまではいかない順位でしたが,まあまあ悪くはないのでOKです。そろそろリアルが忙しくなるので潜れる時間は減りますが,SVでも最終2桁を目標にポケモンしていきます。皆さん一緒に頑張っていきましょう!
剣盾シングルで輝石トドグラーはやれるのか(S13頃執筆)
これは冠の雪原によりトドグラーが解禁されてから1か月後くらいに書いた記事です。書き終わった後やっぱり弱いなと思い下書きのまま2年放置してましたがもったいないので公開します。
・耐久について
種族値はH90-B70-D70であり,物理方面と特殊方面どちらも同じ数値となっています.ここから輝石を持って物理耐久に特化した時,ナットレイとほぼ同じ耐久実数値になります.
HB特化ナットレイ 181-201-136
HB特化トドグラー(輝石込み) 197-201-135
ウーラオスのインファイトを耐えるナットレイを見て分かる通り,輝石トドグラーはHBかHDに特化することでタイプ一致弱点を突かれても1発耐えることができる耐久になります.しかし,今作は珠ダイマックスの火力が非常に高いため,等倍でも後出しから受け切れないほどのダメージを負うこともあるので安心できる数値ではありません.
・火力について
無振りでCの実数値は95と低いのですが,基本的に攻撃技を使う際は4倍弱点をついたり,定数ダメージで相手を削ったり,凍える風でsを下げたり,絶対零度でワンパンすることになるのであまり気になりません.しかし,ランドロスやカイリューに対して,れいとうビームで4倍弱点をつけるといっても100%〜120%ほどのダメージしか入らないため、ダイマックス相手にはかなり火力不足感はあります.
参考
無振りランドロスへの冷凍ビーム119.5〜141.4%
ダイアイス 170.7〜204.8%
・特性について
あついしぼう,どんかん,アイスボディがあります.基本的に炎耐性がつくあついしぼうが採用されることが多いと思いますが,トドグラーはマイナーポケモンなので挑発をされることが多いです.そのためどんかんの発動機会が多く,挑発におびえずあくびが押せるどんかんも強いです.ただ8世代から威嚇無効が追加されたせいで特性ばれしやすくなりました.アイスボディは5世代で使ってください.
・7世代との違い
有用な技でいうと,いかりのまえばが没収されました.今まではランドロスなどの引き先のHPを削ったり,HPが半分以上のポケモンのみがわりを割ったりと,いかりのまえばを撃つ機会は絶対零度よりも多いくらいだったのですが,その立ち回りが出来なくなりました.
またダイマックス中の相手には絶対零度が無効ということもあり,楽に活躍することが容易ではなくなりました.
その代わり剣盾では新しくうずしおを習得しました.この技のおかげでいかりのまえばや絶対零度に頼らず裏に負荷をかけたり,7世代では出来なかった拘束+あくびという戦い方をできるようになりました.
・努力値案
案1.HB特化
197(252)-×-201(252+)-95-136(4)-65
A216ランドのじしん 30.9〜37.0%
ダイアース 40.1〜47.7%
ばかぢから 49.7〜58.8%
珠じしん 40.1〜48.2%
珠ダイアース52.2〜61.9%
A186カイリューの1舞げきりん 47.7〜56.8%
C200ヒードランのダイソウゲン80.2〜94.4%
C172DLポリゴン2の放電53.8〜63.9%
HB特化でも珠ダイマランドには確定2発取られているので交代際に珠ダイジェットをされると倒されてしまいます.ただ珠でなければあくびで流せる,最悪まもるを絡めればダイマックスは枯らせるため最低限の仕事はできます.氷4倍ポケモンは物理が多いので特に何もなければHB振りでいいかと思います.
案2.DL調整型
197(252)-×-166(84+)-95-168(172)-65
A216ランドロスの地震38.0〜44.6%
ダイアース48.7〜57.8%
ばかぢから59.8〜71.0%
C172ポリゴン2の放電32.4〜38.5%
C177サンダーの130ダイサンダー79.1〜94.4%
ランドロスには地震の乱数次第で次のダイアース(ダイジェット)で落とされます.どちらの耐久も中途半端になりますが高火力なポケモンを相手にしない場合は強い振り方になると思います.
案3:HD特化型
197(252)-×-136(4)-95-201(252+)-65
C200ヒードランのオーバーヒート18.7〜22.8%
ダイソウゲン53.8〜63.9%
無振りヒードランへのなみのり46.9~55.4%
7世代では役割対象だったヒードランですがダイソウゲンの採用率次第できついです.特殊アタッカーはサンダーやボルトロスなどの電気タイプやわるだくみ持ちが多いので選出しにくい印象があります.
・型
・型1:うずしおあくび型
あついしぼうorどんかん
うずしお,あくび,まもる,冷凍ビーム or 絶対零度 or なみのり
剣盾で使うなら一番強そうな型.仮想敵へ後投げ→引いてきた相手をうずしおで拘束→まもる→あくび→まもる or 交代という行動でHPを半分削りつつ起点づくりができます.また,まもるを自然に採用できるためダイマックスポケモンへのクッション性能が上がります.4枠目の技は絶対零度にするとみれる範囲は広がるものの,本来の仮想敵への役割遂行が不安定になるリスクもあります.レート帯に合わせて冷凍ビームやなみのりと使い分けした方が良さそうです.
・型2:考えることをやめた型
あついしぼうorどんかん
絶対零度、地割れ、眠る、寝言
一撃技2つとねむねご.一撃必殺頼みの型なので考えることは特にないですが,一瞬で数的有利を取れる上,ねむるでHPを回復できるのでTOD向きな型です.火力不足のパーティに対しては非常に強いと思います.(みがわり持ちがいるだけで崩壊してしまうので注意)
もこう先生はバイウールーでバトンして使ってました.
まとめ
以上の考察から剣盾シングルでの輝石トドグラーの強みは
・ナットレイ並の耐久によるクッション性能
・クッション後に絶対零度を1,2回撃てることが多い
・うずしお+あくびによってサイクルを1周目からカットできる
弱みは
・氷4倍ポケモンにも珠ダイマックスには後出しで負けることがある
・絶対零度,うずしお,あくびが全てみがわりに弱い
・ダイマックスに絶対零度が効かない
・高速回復技が眠るしかないので2周目以降はサイクルに参加できない
・うずしおの命中率が85%
です.結論としてはちゃんと相手を選んであげれば活躍してくれると思います.特にうずしお+あくびで展開補助するという明確な仕事が生まれたので選出しやすくなったと思います.
あとがき(221117追記)
この記事のタイトルは「剣盾シングルで輝石トドグラーはやれるのか」でしたが,結論から言うと全くダメでしたね。大体サンダーとダイアースのDアップのせいです。7世代はそこそこ活躍できたんですけどね...
ただ,オーキ堂推しポケ絶対選出シングルで優勝したり,嫁ポケ1on1でディアルガを倒したりといい思い出もたくさんあります。
SV発売日前日にして未だ内定のないタマザラシ一族ですが,今度こそランクバトルで活躍させたいのでぜひ登場させてください。DLCでもいい!頼むぞ増田ァ!
キョダイツイオク
第8世代のランクバトル振り返り記事です。
各シーズンに対して覚えている限りコメントしてたら思ったより長くなりました。
【剣盾発売までの話】
小4の時にポケモンサンデーでGSの「Lv.1ドーブル+ディアルガ」を見てガチ対戦に興味を持った。BWから厳選・育成をするようになる。真バトル奥義シリーズで勉強して頑張って個体を育成していたが,当時家にインターネット回線はなかったので友達のうっちゃんとだけ対戦していた。一度だけうっちゃんと一緒にイトーヨーカドーのWi-Fiを使ってランダムフリーに潜ってみたことがあったが,カバの欠伸ループにはめられ,永続の砂に乗った剣舞ドリュウズに蹂躙されたのを今も覚えている。
家にWi-Fiが導入されてからはXY・ORAS・SMとポケモン卒業することなく中高ではレートに潜っていた。ただ大学生になるまでの最高レートは1800くらいだった。
大学に入学した後はUSUMでレート2000を目指して潜り続けた。入学から剣盾発売までの20か月で5200戦も潜ったのでポケモン対戦の経験値は大体この期間に蓄えた。
ーガラル環境ー
S1 最終235位 レート2138
USUMでの最高順位が260位くらいだったのでいきなり自己ベストを更新。この時はまだレートが見れなかったので最終2100を達成したことに気づかぬまま5か月くらい過ごす。12月中盤頃に育成した猛火鉢巻エースバーンの火力に取り憑かれ,リベロが解禁されるまで使い続けた。剣盾序盤の相棒枠はエースバーン。
S2 最終1297位 レート1940
@1
S1で235位まで行けたので目標は最終2桁を掲げて潜りまくっていたが結果は振るわず最終4桁。ダメ計アプリを見た感じこのシーズンはいろんなポケモンを育成してみたようだが,結局ほぼS1と同じ形に戻っていた。
S3 最終1204位 レート1940
ずっと使い続けてきた「HBアマガ+チョッキ水ロトム+鉢巻エスバ」の対面操作の練度が上がり,なんと最終日の22:00時点で28位にいた(レート2100↑)。が,見ての通り最終的に4桁まで転落した。この時の悔しさと虚しさは2年引きずった。いや今もまだ引きずっているかもしれない。ともかく2ロム用意する必要性を身をもって実感したため次のシーズンからは2ロムやることにした。
S4 最終966位 レート1940
キョダイラプラス解禁シーズン。勝てなかったので義務3桁して終わり。レート見えてないのに3シーズン連続最終レート1940というちょっとした奇跡が起こっている。
S5 最終331位 レート2007
ミミカビキッスドラパにキャリーしてもらってレート2000。切断バグされてなかったらもうちょい盛れてたと思う。
S6 最終941位 レート1951
全く覚えてないし構築の記録もない。オーキ堂の代表として新歓を頑張っていたからその時のしりとりパのスクショとかは残っている。スボミーがトゲキッスとミミッキュをつなぐ重要パーツだった。
S7 最終520位 レート1925
HOME・夢御三家解禁。エスバのメタとしてナモのみ鬼火ドラパルトとか使ってた。中盤までめっちゃ勝てたから自信あったけど終盤流行った初手ダイマ+ミミ+襷エスバに勝てなかった。最高1975まではいけたらしい。
ー鎧環境ー
この2シーズンは何を使っていたか全く不明。1950くらいまではどちらのシーズンもいったけど勝ちきれなかったらしい。
S8 最終2061位 レート1848
S9 最終558位 レート1943
ー上位禁止ー
S10 最終183位 レート2018
レートが見える状態のランクマで初のレート2000。ぴろゲンが流行っていたおかげで珠ゲンガーのダイマックスがバレにくく刺さっていた。レート2006からもう一勝したところで撤退した。スカーフパッチラゴンを使っていたので下振れて溶かすのが怖かったのだ。
S11 最終950位 レート1845
S10と同じ構築を使って3桁に乗せて終わり。
ー冠環境ー
S12 最終135位 レート2060 TNあおっち
レジエレキと運命的な出会いをした。冠環境の相棒枠。自分は選出圧力の高い構築を使うのが得意だと気づいたシーズンだった。
2ロム2060までチキンレースで上げた後メインロムが死んだからその時点で保存した。最終2桁まであと一歩だったがS3の大爆死がフラッシュバックして潜れなかった。次また2桁を目指せるチャンスが来たら日和らず潜ると誓った。
S13 最終2460位 レート1799
初手サンダー・ウツロイドを起点にする竜舞タラプバトン軸で頑張っていたが惨敗。使用率の高いポケモンを使わない逆張りをしていた。
S14 最終89位 レート2051
最終日近辺は期末テスト期間だったので時間がなかったが,むしろそのおかげで集中力が上がりポケモンが上手くなっていた。最終2桁を達成し,剣盾での目標は達成された。
自分のやりたい動きができるようにカスタマイズしていったので,この構築は俺が一番上手く使いこなせる自信がある。
ー竜王戦ー
S15 最終218位 レート2007
3か月続いた竜王戦1か月目。ザシアンイベル黒バド物理ネクロと色々試してみたが勝てず,最終日の5日前に開発した両刀要塞ネクロズマにすべてを託した。最終日の朝5時ごろにレート2000にのったが,これ以上勝てる気がしなかったので撤退した。
S16 最終187位 レート2004 TNあおっち
前期の構築の中でネクロズマとゴツメサンダーだけは最強だったので,その2匹を残して残りを試行錯誤しながら対戦しまくった。瞬間2ロム2000まで行ったが最高レート202Xと伸び切らず。
S17 最終88位 レート2014 TNあおっち
ネクロズマを信じ続けた3か月目。S16と5匹は同じで最後の枠にウオノラゴンとイベルタル対策でマリルリを入れると,最終日だけ以上に数を増やしたイベル入りにそこそこ抗えた。2000~2020の間で反復横跳びをし続け時間切れとなった。最終2桁とはいえもっと上を目指していたので嬉しさより悔しさが勝った。
ー冠環境ー
S18 最終803位 レート1875
最終日の3日前に2000に到達したが,その後1800まで溶かし,最終日2000に復帰するも2桁チャレでレジエレキが破壊光線を外して負けた後集中が切れて一気に溶けた。S19とS20はポケモン休止の予定だったので後味の悪い終わり方となった。
S19 勉強のためポケモン休止
S20 勉強のためポケモン休止
S21 最終176位 レート2036
8/24に試験が終わり,最後の1週間しかポケモンできなかったのに347戦もしている。2020~2050の間で反復横跳びしていた。最終日バンビーさんのザシアンに炎の牙でマンムーひるまされたことをものすごくよく覚えている。
ザシアンに関しては素人だったのでダイマなし竜王戦の3ヶ月はずっと最速ASザシアンを使ってた。よく勝てたなと思う。
S22 最終195位 レート2011
流行の砂ザシアン。2ロム2030まで行ったので最終2桁目指して潜り続けたが両ロム溶けた。結果に対して相当不本意だったのか,このシーズンの構築記事ツイートの言葉遣いがちょっととげとげしている。
S23 最終1223位 レート1835
1995からの2000チャレ負けてそのまま死亡。最後の方ずっとマグストと暴風を当てる前提で打ちまくってたからしゃーない。1度も2000タッチできなかったのは久しぶりだったのでちょっとショックだった。
ー竜王戦ー
S24 最終274位 レート1903
@2
このタイミングで竜王戦の構築記事をちゃんと勉強してHAザシアンの強さに気づいたが,最終日溶かしてしまった後S17のネクロ構築に持ち替えて1900に戻して終わった。
S25 最終270位 レート1914 TN望月紅葉
1993からの試合に負けたあと3連続で運負けした。最悪の正月。かなり真面目に頑張ったシーズンだったからとても残念だった。構築自体は剣盾の中でもかなりお気に入りな方だったのでシーズン終了後に構築記事を途中まで書いていたが,書き切る前にモチベが切れてしまったので今も下書きのまま残っている。
S26 最終699位 レート1845
突然のルギア。途中までヒヒダルマの枠がメタモンだったので構築名はメタルギア2。
ー伝説2体ー
S27 最終246位 レート1924
イベルダイナ。エレキで壁貼って弱保コスパダイナで全抜きするのがコンセプト。結構強かった。
S28 最終783位 レート1844
マリオカートのDLCが追加された月。レックウザが楽しかったから3桁までは頑張ってあげた。あとダブルをちょっと真面目にやっていてINCではレート1800までいけた。
S29 最終4214 レート1660
4月で忙しかったらしい。本当に記憶がない。
S30 最終569位 レート1843
@4
最終日1900から頑張ったけど最高194X。スカーフホウオウを使ってたことだけは覚えてるけど他を思い出せない。
S31 最終751位 レート1818
トリル+鉢巻ノラゴン。楽しかった。
S32 最終262位 レート1904
イベルダイナに帰ってきた。1900いけてよかったね。
S33 最終2276位 レート1707
最近なのに何も思い出せないが,ツイートを見た感じザシアンに剣舞された瞬間負けの構築を使ってたらしい。
ー全解禁ー
S34 最終45位 レート2007
一番好きなルールである全解禁がついに剣盾に来たのでめちゃくちゃ頑張ったら2000のったし自己ベスト順位を更新した。ここでホウオウと一緒に燃え尽きた。
S35 最終4284位 レート1619
前期で燃え尽きてはいたがせっかくなので最終日3日前くらいから潜り始めた。前期の構築をベースにカイオーガを食べ残し→スカーフ,ゼクロムを弱保→磁石にした構築。最後は麻痺にいじめられまくって800位から4000位まで落ちたからポケモン引退してナワバリバトルやってた。
【結果まとめ】
最終2桁×3(S14-89位,S17-88位,S34-45位)
最終3桁×22
最終レート2100↑×1
最終レート2000↑×11
\ジュウブンマンゾク!!/
【第9世代の目標】
・最終30位以内
・インフレしてる間に2200
【あとがき】
ここまで読んでくれた方ありがとうございます。SVでもリアルを破壊しない程度にポケモン対戦頑張っていきますので,これからもよろしくお願いします。
【S34最終45位/2007pt】もえつきる壁ザシアン
【はじめに】
閲覧ありがとうございます。トドグラーと申します。1か月結構考えてできた構築なので見ていってくれると嬉しいです。
【構築画像】
レンタルあります。
【構築経緯】
新ルールが始まるにあたって,この環境で間違いなく強いと考えた並びが
「HS壁張り」+「最速剣舞」
である。壁+最速ザシアンが強いことはこれまでのルールで証明されている通りであり,本ルールでも強いだろうと考え構築を組み始めた。壁張り役にムゲンダイナを選んだ理由を簡単に述べると
・初手に出しやすい(だいたい何でも耐える・特性によるS判定)
・型が読まれにくい
・ザシアンに強い
などがある。特に今回は自己再生を切って火炎放射とダイマックス砲を両採用したため,多くのポケモンとの殴り合いにも強くした。
次に,壁と合わせて強いポケモンとして「弱点保険」を採用した。ここまでの3匹では,壁があるとはいえをはじめとする地面タイプを舐めすぎているため,「HB食べ残し瞑想」を採用した。
初手壁ダイナのプランに加え,もう1つ強い選出が欲しいため,初手ダイマックス枠として「特殊型珠」を採用した。ホウオウである理由は,ザシアン相手にも初手ダイマを切ることができて黒バドレックスにも対面有利であるため。特殊型である理由はランドロスに強いことに加え,初手壁張りダイナや黒バドを無償突破できるからである。
最後の枠は,HBカバルドンやHDチョッキグラードン等を試していたが,最終的には黒バドに強く,初手ダイマに合わせて強い「襷」を採用して本構築が完成した。
【個別解説】
1.
ムゲンダイナ@ひかりのねんど
プレッシャー/おくびょう
247(252)-×-115-165-116(4)-200(252+)
ダイマックスほう・かえんほうしゃ・ひかりのかべ・リフレクター
伝説ムゲンルールだからこそ採用できる型。黒バドのいない構築に対しては初手出しがかなり安定する。初手ザシアン対面で特性順による型判別が可能であり,相手が意地ザシアンの場合は上からテンポをとれる。また,火炎放射とダイマックス砲を両採用しているのでゼクロムやランドロス等にも隙を見せない。
耐久に関して,壁下であればC特化珠ディアルガの150ダイドラグーンが6.2%の乱1であり,よほどのことがない限り1発で倒されることはない。
中盤から終盤にかけて黒バドレックスが増加した影響で投げにくくはなったが,出せる試合は大活躍だった。
2.
ザシアン@くちたけん
ふとうのけん/ようき
199(252)-190-135-×-136(4)-220(252+)
きょじゅうざん・せいなるつるぎ・みがわり・つるぎのまい
ムゲンダイナからの壁でつなぐか,初手ダイマ+ザシアン+マーシャドーという選出の仕方をすることが多かった。
せいなるつるぎはダイスチルを積んだディアルガを耐久を下げずに突破できる最強の技だった。(初手ダイマディアルガに対してダイナで両壁張り→ダイアース受けながら剣舞)初手ダイマディアルガ構築にはほぼ負けなかった。
じゃれつくが欲しい場面も多かったが,身代わりも便利な場面が多いので最初から最後までこの技構成で戦った。
3.
ゼクロム@じゃくてんほけん
テラボルテージ/ようき
175-202(252)-141(4)-126-×-120-156(252+)
らいげき・げきりん・ダブルウイング・りゅうのまい
壁下で使うか,初手ダイマで使うことが多かった。ランドに弱いがそれ以外にはとても強い,くらいしか言うことがない。でも強い。
4.
カイオーガ@たべのこし
あめふらし/ずぶとい
207(252)-×-156(252+)-171(4)-160-110
ねっとう・れいとうビーム・かみなり・めいそう
ゼクロムが呼んだ地面タイプに強い。HBに振っているため珠ランドの攻撃も余裕をもって耐えることができる。めいそう食べ残し型の性質上,日ネク入りのような展開が遅い構築に対してとても強かった。
5.
ホウオウ@いのちのたま
さいせいりょく/おくびょう
181-×-111(4)-162(252)-174-156(252+)
もえつきる・エアスラッシュ・だいちのちから・でんじは
もともと物理で使っていたが,初手リフレクターを張ってくるダイナや黒バドが環境に増えたため特殊型に変更し,1匹無償突破しつつ裏の積みポケモンに電磁波or大ダメージを与えられるようにした。ランドで受けようとする構築にも強い。イージーウィン量産機。あと電磁波エアスラでまひるみも狙える。
初手に投げたら相手がカイオーガだろうがもう裏に引けないので脳死ダイマックスしていた。運が良ければ勝てる。
6.
マーシャドー@きあいのタスキ
テクニシャン/いじっぱり
166(4)-194(252+)-100-×-110-177(252)
インファイト・シャドースチール・がんせきふうじ・かげうち
初手ダイマ+マシャ+ザシアンorオーガ,という選出が前評判の通り強かった。黒バドとザシアンの両方に強いのが非常に良かった。がむしゃら,カウンター,れいとうパンチ,おにびなど優秀な技が多いが,この構築ではこの技構成以外ないと思う。
【選出】
1.+@1
基本選出。ラス1はダイマックス枠でもいいし,マーシャドーでもいい。
2.(or)++
初手ダイマで荒らしてから壁下のザシアンで締める。
3.++
黒バド入りに対する選出。初手ダイマ+マシャザシ。
初手襷ランド+バドザシという構築の場合でもホウオウでダイジェットすれば大抵勝てる。ランドのできる行動は岩石2回でホウオウを倒すor岩石1回+ステロor初手ステロの3通りであるから,結果としてS+1ホウオウが場に残るかステロがまかれていない盤面ができるため,どちらにしても優位に立てる。初手ダイマランドは負け。
【結果】
TNシーレオ 最終45位/2007pt
TNチヨノオー! 最終396位/1842pt(最高1941)
【あとがき】
この環境にアルセウスも来てほしかったなあ。