【S10最終183位】珠ゲンガー入り対面構築【最終レート2018】
【パーティ画像】
【まえがき】
初めまして,トドグラーと申します.
剣盾でレートが表示されるようになってから初めて2000を達成したので記念に記事を書いてみました.といっても最終日前日にポケモンが4匹(型で言うと6匹全部)入れ替わってできたパーティなので30戦くらいの使用感で書いています.ご了承ください.
【構築経緯】
シーズン序盤はいかに相手のパッチラゴンをいなして自分のパッチラゴンを通すか,という観点でパーティを組んでいました.実際20日くらいまではそれだけで勝てていたのですがダイマ珠パッチラゴンメインのパーティではレート1900より上に行けませんでした.打開策を色々模索していたのですがなかなか勝てるポケモンが見つからず,27日には8000位まで溶かしていました.
そんな折,巷で催眠ゲンガーがよく話題に上がるようになり,実際ゲンガーの使用率もかなり上がっていました.そこで考えたのが「上手い人ほどゲンガー対面で催眠や鬼火をケアしてダイマックスはきれないだろう」ということです.今ならアタッカー珠ゲンガーで意表を突いた崩しができそうだと思い,それを軸に構築を組み直しました.
【単体解説】
ゲンガー@いのちのたま ※キョダイ個体
のろわれボディ
おくびょうb4c252s252
・ヘドロウェーブ
・シャドーボール
・エナジーボール
・かみなり
技構成は上3つはほぼ確定で,残りの一つはドヒドイデやアーマーガアなどを高速で処理できるかみなりにしました.が,モロバレルにもドヒドイデにも刺さるサイコキネシスのほうが絶対によかったと思います.モロバレルはダイサンダーで無理やり胞子を回避すればいいと苦しいことを考えてました.ほかの候補としてはマジカルシャインがありますが,珠ダイフェアリーではダイマパッチラゴンは落ちません.非ダイマで運用する場合はマジシャも強いと思います.
珠ゲンガーの火力がどれくらいかというとヘドロウェーブで無振りウーラオスが50%の乱数で倒せる程度です.ダイアシッドを積んだり弱点を突かないとそこまで強くないので,ダイマックスをきるときは裏を崩せる確信があるときだけにしていました.
ホルード@きあいのタスキ
ちからもち
ようきh4a252s252
・じしん
・じたばた
・でんこうせっか
・こらえる
今シーズン流行っていた型.パッチラゴンを抜くためにようきで採用しました.襷+こらえるでダイマックスをしのげる点,でんこうせっかで縛れる対面が多いところが強かったです.じたばた読みであまり削ってこない人も多かったのですが,それでも十分活躍してくれました.
パッチラゴン@こだわりスカーフ
はりきり
ようきa252d4s252
・でんげきくちばし
・げきりん
・つばめがえし
・かえんほうしゃ
珠パッチラゴンはかなりメタられていますが,スカーフはかなり選出しやすかったです.最終日は肝心な場面でしっかり技を当てて,ケアの利く場面で外すめちゃいい子でした.相手が初手ダイマックス構築に見えた時は初手に投げて,でんげきくちばし+死に出しホルードのでんこうせっかで縛る動きが強かったです.
ウーラオス(れんげき)@じゃくてんほけん ※非キョダイ個体
ふかしのこぶし
いじっぱりh44a252s212
・すいりゅうれんだ
・インファイト
・あなをほる
・アクロバット
(a特化,最速ホルード抜き,残りh)
この枠はもともと弱保テラキオンだったのですが最終日前日にあたった弱保水ラオスのほうが強そうに感じたのでテラキオンは解雇しました.ダイアースは無振りパッチラゴンを確定で倒せるほか,Dを上げて弱保を発動させる耐久を確保するために採用しました.
選出するときは先発にしろ後発にしろダイマックス前提で考えていました.読まれにくいダイマックス枠にしては全抜き性能がめちゃ高かったです.
アシレーヌ@とつげきチョッキ
げきりゅう
ひかえめh252c252s4
・ムーンフォース
・うたかたのアリア
・エナジーボール
・アクアジェット
もともとcsで使っていましたがシーズン終盤は抜きたい相手がほとんどいなかったのでhc振りに変えました.構築単位でナットレイがきついので相手のパーティにナットレイがいたら出さないようにしていました.ダイマックスの打ち合いではかなりタイマン性能が高いので,相手の選出の2/3以上に刺さっているときは積極的にダイマックスをきっていきました.
ナットレイ@たべのこし
てつのとげ
のんきh252b252d4
・ジャイロボール
・パワーウィップ
・やどりぎのタネ
・まもる
最終日前日までハチマキハッサムだった枠.明らかにナットレイがきつそうな構築を最終日でもたまに見かけたので入れ得かなと思い採用しました.基本的に対面的な立ち回りをするパーティなのであまり選出しませんでした.アシレーヌ+ホルード+ナットレイの相性がいいので最後の1枠としてきれいに収まってくれました.
【選出・立ち回り等】
基本選出は一応「ゲンガーorウーラオス+ホルード+パッチラゴン」ですがほとんどその通りに選出することはなく,毎試合相手に合わせて刺さっている3体を選出していました.選出画面の段階で誰に,どのタイミングでダイマックスを切るかなど,試合をミクロに想像できればできるほど対面構築は強くなると個人的に思っています.そのため,試合中より選出画面でしっかり考えることを意識していました.
【きついポケモン】
・ナットレイ
...ウーラオスで楽に倒させてくれればいいけど後発から詰ませてくるパターンは無理.
・受けループ
...ゲンガーorウーラオスで崩せなければ負け.
【結果】
TN...シーレオ 183位 146勝102敗
【あとがき】
できれば最終2桁を目指したかったのですが,スカーフパッチラゴンを使っている以上いつ流れが悪くなるか分からないということで2006から1勝したところで止めました.来シーズンも2000まで来れたとしたらさらに上を目指したいと思います.
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!!
Twitter: @sealeo_1